日光白根山

奥日光の白銀の世界へ!



関東以北で最高峰。日光の最奥に位置する独立峰。 それが日光白根山です。
日光白根山は栃木と群馬の県境に位置する標高2,578mの山で、日本百名山の一つに数えられています。

群馬側の丸沼高原からロープウェイで一気に標高を稼ぐことができるため、標高が高いにも関わらず 初心者にもお勧めしやすい山となっています。
今回はそんな日光白根山を、標高の低い菅沼登山口から登った際の動画となります。 2020年の秋の終わりでまだまだコロナが猛威を振るっていたため、密を避けてこちらのルートを選択しました。
本当は紅葉最後のタイミングのつもりで行ったのですが、前日に大荒れの天気だったために、 予期せぬ雪山登山となりました。
菅沼登山口は日光側から金精峠を抜けてしばらく走った菅沼山小やの駐車場に停めさせていただきます。 そこまで広い駐車場ではないため、こちらから登る場合はなるべく早く着くように行きましょう。
菅沼からは1時間ちょっとの間は樹林帯を黙々と歩くことになります。 樹林帯を抜けると弥陀ヶ池に到達します。 この日は雪積もる白根山頂が弥陀ヶ池に反射して、幻想的な景色を見ることができました。
弥陀ヶ池から先は勾配が急になりますが、この日は新雪でかなりの危険を感じました。 幸い天気予報を見てまさかと思いアイゼンを持って行っていたため、何とか登ることができましたが、 前をいっていたご夫婦はアイゼンを持っていなかったため、断腸の思いで引き返していました。
雪が積もっている可能性がある場所に行かれる際には、しっかりとアイゼンを準備していきましょう。 自分以外は着けている人が少なかったですが、本当に危険な場合がありますので、ぜひ注意してみてください。
急登を登りきり平坦な道が出てくると、山頂まではあと少しです。 山頂の溶岩ドームを回り込む形で登っていき、大きな岩を登りきると遂に山頂に到達です! 山頂はそこまで広くないため長居はできませんが、360°の絶景パノラマを楽しむことができます!
また少し奥に進むと山頂の溶岩ドームを望む岩場に登ることができ、迫力の溶岩ドームと真下に五色沼を望むことができます。 下りは五色沼を通る周回コースを選択しました。
こちらのルートは登りに使ったルートとは対照的に岩の少ない砂利道が続くため、 岩場に自信のない方はこちらを通るのも一つの手かと思います。 ただし五色沼から弥陀ヶ池までは登り返しがあるため、体力とも相談しましょう。

日光白根山は急峻な岩場はあるもののロープウェイで比較的簡単にアクセスできるため、 初心者のステップアップにもってこいの山です。 興味が出た方はぜひ行ってみてください!

日光白根山

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