河口湖大橋

河口湖と富士山が合わせて見渡せるビュースポット



富士五湖の一つである河口湖の湖上を横断している河口湖大橋は、湖畔の温泉街の渋滞解消を目的に1968年10月から工事が始まり、1971年3月に完成し4月から利用が開始されました。当時から2005年まで通行は有料で、南側の入口に料金所が設置されていました。料金所のあった箇所の道幅は今でも変わらず当時の面影を残しています。
ちなみに地元に住む人は、どうしても急いでいて仕方がない時は200円(普通車)を払って大橋を利用していましたが、多くの人は普段は橋を使わずに湖畔へと迂回して対岸へ行っていました。無料化となり、地元の人々にも非常に便利な橋となりました。
河口湖大橋は、国立公園特別地域に建設された橋としては日本で初めての橋でした。1987年には、優れた自然観光のもとで美しい景観をもつ道路として富士スバルラインとともに日本の道100選に選ばれており、石碑も設置されています。石碑は橋の南側入り口、富士山側にあります。
甲府方面から車で河口湖大橋にさしかかると、天気の良い日には大きな富士山が目に飛び込んできます。歩道もある橋なので散歩にも最適で、河口湖と富士山が合わせて見渡せとても気持ちの良いビュースポットです。
ただ、橋を渡る車のドライバーも、天気が良いと富士山に目をとられたりよそ見をすることもありますので、くれぐれも車道には出ないよう歩行には十分に注意しましょう。

河口湖大橋
所在地
山梨県南都留郡富士河口湖町 河口湖 
交通案内
河口湖駅から徒歩で20分
料金
無料

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