大船山

大船山は、九重連峰の東の盟主であり、大分県久住町の北東部にある山です。
船が転覆したかのような姿から大船山とつき、地元では国見という別名もあります。
春はミヤマキリシマの大群落で山がピンク色に染まり、夏は新緑のミドリが青々しく、秋は紅葉のグラデーションが鮮やかで、冬は雪深く一年を通して景色を楽しむことができます。中でも、大船山山頂一帯のミヤマキリシマは、花の百名山にも選ばれ国の天然記念物に指定されています。
さらに眺望も素晴らしく、くじゅうの美しい山のパノラマはもちろん山頂からの山肌を覆うミヤマキリシマの大群落は登山者の疲れも一気に消えてしまう圧巻の眺めです。
また大船山は登山ルートが豊富なのが魅力で、コースによって初心者から上級者まで、日帰りから縦走登山などそれぞれのレベルに合った登山を行うことが可能です。