曲石仏

思わず手を合わせたくなる丸彫りの如来像



大分県大分市大字曲にある曲石仏は、曲石仏 附 双塔(五輪塔)磨崖連碑として、大分県の史跡に指定されています。
森岡小学校門前にある市の揚水場から林の中にある道を約70メートルほど下った小さな広場の南面の釈迦堂と呼ばれる石窟の中にあります。
正面に丸彫りに近い釈迦如来像(像高3m)が安置され、向かって左の石窟は阿弥陀三尊像で、中尊は上品上生印(じょうぼんじょうしょういん)を結び鱗型四段葺の蓮華座の上に坐し、向かって右が観音菩薩、左が勢至菩薩像で、平安時代の終わりから鎌倉時代初期の制作といわれます。
さらに釈迦堂の右斜め上には、高さ約1.7mの石窟が2つあり、五輪塔、七基連碑の板碑など彫られています。

曲石仏
所在地
大分県大分市大字曲 
交通案内
◆電車
JR大分駅前より曲 滝尾循環行、上村入口下車より徒歩約3分
◆車
JR大分駅から約20分
料金
無料
電話番号
097-537-5639

大分のオススメVR