岡城址

大分県は竹田市にある岡城は、難攻不落の堅城と謳われる石垣が魅力のお城です。まず目に飛び込むのは周囲を囲う断崖絶壁と、その絶壁上に築かれている石垣群であり難攻不落の堅城の所以です。
築城当時の岡城には現在見る石垣群は無く、土塁や空堀など土で造られた山城でした。文禄3年に岡城主となった中川秀成が、島津氏撃退でも証明された要害堅固な地形を土台とし、土の城から総石垣造りの石の城へ大改修を行い、今の姿となりました。
その石垣ですが石の積み方にも特徴があり、不規則に積み上げられた乱積み、石が横に一直線になるように積み上げられた布積み、石を斜めに落とし込ん谷積み、石垣の角部に用いられる算木積みなどいろいろな石積みを見るには最適なお城です。