黒岳

黒岳は阿蘇くじゅう国立公園内に位置し、由布市庄内町と竹田市久住町にまたがる標高1,587メートルの山です。
落葉期の異様なまでの黒さが、そのまま山名の由来になっており、山容が仰向けになったおたふくのお面にも見えることからおたふく山の名前でも親しまれています。
山すべてが原生林で覆われている、くじゅう山群唯一の山として有名で、ブナやカエデ、ミズナラの巨木が茂る濃密な原生林は、日本の自然百選や名水百選にも選ばれ、特に新緑と紅葉の時季には神秘的な雰囲気となります。
頂上まで約3時間と登山しやすく、巨岩だらけの天狗の頂からの眺めは、由布岳や鶴見岳などの名峰を間近に眺めることができ絶景です。