洞爺湖

洞爺湖は道央最南部に位置する、活火山ゾーンに位置する湖。アイヌ語で湖の岸を表す「トーヤ」がその名の由来です。
周囲を山に囲まれたカルデラ湖としては日本で3番目、湖としても9番目という非常に大きな面積を持つ湖で、支笏洞爺国立公園の中にあります。日本百景や、美しい日本の歩きたくなる道500選にも選定されるほど、非常に美しい水辺風景を誇るエリア。
湖中心部に浮かぶ、エゾ鹿で有名な中島などの風景をはじめ、北海道を代表する写真風景では筆頭に挙げられる有名スポットです。
周辺には、有珠山、昭和新山と、現在も噴煙を上げ続ける火山を含めて地質学的にも非常に注目すべきスポットが多く、ユネスコの世界ジオパークにも認定されています。
アメマス、ヨシノボリ、ハナカジカといった在来種からヒメマス、サクラマスなどの放流種を含めた豊かな生態系の釣りポイントとして、海外からのアングラーにも非常に人気。
またエリアによってウォータースポーツや登山なども楽しめるほか、冬にはスキーやスノーモービル、スノーハイクなどのアクティビティを提供する大規模な温泉宿が多く、何から何まで揃った快適な滞在と、豊かな自然の北海道ならではのアウトドア体験を両方欲張れる場所。
北海道の中では、雪は多いものの比較的温暖ということもあり、さまざまな鳥や在来植物など、非常に特徴的なネイチャーウォッチングでも人気があります。