十勝岳

白樺林の中の一本道の果てにある活火山



十勝岳は北海道のへそエリアとして知られる、道北南部美瑛町、上富良野町と十勝の新得町にわたってひろがる大雪山国立公園にある十勝岳連峰の主峰。標高2077m、現在も静かに火山活動中の活火山です。
非常に広いだけあってさまざまな植物が楽しめる、表情豊かな登山道が多数。日本百名山と花の百名山にも選定されています。
一方で、噴火のたびに大きく地形が変化するため、普段から上り慣れているベテランにとっても、なかなかルートが難しい山でもあります。
美瑛町から白樺林の一本道をひた走ると、有名な青い池、白ひげの滝、そして白金温泉にたどり着きます。温泉街からほど近い国立大雪青少年交流の家ゾーンには緑豊かな国設白金野営場もあり、ここから登山道の先にある十勝岳一望の望岳台までのハイキングなども人気です。
温泉街の先はキタキツネやエゾシカ、クマなどが多い、道幅の狭い車道が続き、季節と運とお天気状況が良ければ、上富良野町のラベンダーロードまで通り抜けることができます。
車で近づける標高1000m地点周辺にも、露天風呂から広がる視界が爽快な地元人気スポットの吹上温泉保養センター白銀荘。ドラマ北の国からで宮沢りえが入浴したことでブームとなった、混浴無料温泉でかけ流しタイプの吹上露天の湯などがあり、活きた火山のめぐみを全身で実感することができます。

十勝岳
所在地
北海道上川郡美瑛町白金 
交通案内
JR美瑛駅より車で約35分
駐車場
無料あり

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