北湯沢温泉

ちょっとクラス感のある、隠れ家温泉郷



北湯沢温泉は、道央南部の旧徳舜瞥村・旧大滝村は、現在の伊達市の飛び地エリアにある隠れ家的温泉郷です。
大滝村の名前は、この地の長流川の名所、三階滝にちなんだもので、エゾマツが生い茂る標高945mから流れ出る豊かな水に由来しています。
この長流川沿いや川底から湧き出す、水量豊かで高温の源泉をもとに、明治期から梅吉温泉をはじめとしたいくつかの温泉が営業されていました。
その後、国民保養温泉地指定を経て、現在は、周りを自然に囲まれた大型温泉ホテルが営業中です。
道産子には、大型温泉ホテルでありながら秘境的な存在として知られていますが、これには訳があります。
伊達市大滝区を走る国道453号は、長流川沿いの谷を走る道路。そのため、湯元である大型ホテルの両サイドには見渡す限り緑しかありません。周辺に大都市がなく山に囲まれているため北海道の中でも特に星がきれいに見えるといわれる場所でもあり、国立大学のセミナーハウスなどが古くから存在していました。
北湯沢温泉には無料の足湯や、かつて北海道の道の駅の中でダントツの一番人気だったという生演奏ピアノの流れるトイレとキノコ、長芋でおなじみのフォーレスト276もあります。
他にも大滝ナイヤガラの滝や、緑色凝灰岩白絹の床などの水風景が豊富。
夏には高山植物、冬には樹氷がみられる徳舜瞥山からホロホロ山などへの登山基地としても、絶好のロケーションです。

北湯沢温泉
所在地
北海道伊達市大滝区北湯沢温泉町 
交通案内
◆電車
伊達紋別駅からは道南バスまたはタクシー
◆車
新千歳空港から支笏湖・美笛峠を経由して約1時間30分

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