サロマ湖

オホーツク海の原生花園、日本最大の汽水湖



湖としては日本で3番目の規模、そして日本最大の汽水湖が、北海道東部のオホーツク海に面した網走国定公園のサロマ湖。
北見市、佐呂間町、湧別町の3つの街に広がり、砂嘴により海と隔てられた湖周囲は87?。
海水と湖内からも湧き出す淡水がまじりあう水環境で養殖されている牡蠣や帆立貝の他、豊かな自然に育まれたカニやエビ、海苔なども豊富。
真冬には流氷に乗って、天然記念物のオオワシやオジロワシ、アザラシや、越冬の途中で羽を休めるオオハクチョウ、流氷の天使クリオネなどの珍しい動物たちも訪れる自然豊かな土地。
縄文時代から現在の日本とも狩猟交易がある土地で、世界に輸出される帆立や、牡蠣、ボタンエビ、カニなど豊富な海産物でも有名です。
幅200-700m長さ25?にも及ぶ大きな砂嘴は交通量の多い生活道路から離れており、砂地のほかサンゴソウがみられる湿地帯も。この土地の本来の動植物の生態系が保たれ、北海道でも珍しい300種類以上もの貴重で特徴ある植物の楽園、ワッカ原生花園が広がっています。
広大なサロマ湖エリアにはいくつもの漁港がありますが、その一番南側栄浦漁港ゾーンには、海産物の市場や縄文遺跡が多数ある森が。国道229号沿いサロマ町には、サロマ湖を一望できる絶景の展望台もあります。
特に春夏秋は晴日が多く、空の青と海の青、陸の緑のコントラストがどこまでも美しい風景が広がっています。

サロマ湖
所在地
北海道常呂郡佐呂間町字浪速 
交通案内
佐呂間市街から車で20分
電話番号
01587-2-1200

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