開陽丸記念館

幕末最後の軍艦、その夢と時代を知る記念館



ペリーの黒船来航を経た江戸の終わり、幕府海軍に所属していた木造軍艦開陽丸。
鳥羽伏見の戦い、江戸城開城、徳川幕府崩壊などの激動の時代に本州を出発。箱館戦争最中の松前を陥落し、建造からわずか2年の明治元年、道南西部の江差沖の暴風雨で座礁沈没して以来、長く海の底で眠りについていました。
1975年以降、世界初となる水中産業考古学の発掘調査プロジェクトが発足し、膨大な数の船装備品から古文書等を発見。この資料を基に1990年に船舶を復元、オープンしたのが、日本海を西に臨む海の上に浮かんだ船型の建物、江差町開陽丸記念館です。
世界発の水中考古学分野の先陣として行われた発掘調査では、脱塩処理などさまざまな技術が使われたほか、資料自体は船舶史、軍事史上も、当時洋行していた留学生たちの記録や生活史なども含めて非常に貴重な資料となっています。
開陽丸の発注製造や事故までの解説展示の他、操船シミュレーターなど様々な体験も行えます。
すぐ隣には、陸繋島を徒歩で入れるオールシーズン人気の釣り場や海水浴場に弁慶の足跡や千畳敷はじめ見どころたくさんの鴎島、駐車場の他ビジターバースもある江差海の駅、恋する灯台に認定されたロマンチックなデートスポット鴎島灯台も。全国の灯台の中でもかなり個性派のおしゃれなロケーションと建物、絶対に写真映えしてくれるスポットです。

開陽丸記念館
所在地
北海道檜山郡江差町字姥神町1-10 
交通案内
◆電車
・青森からJRとバスで約2時間30分(JR津軽海峡線木古内経由)
・函館駅から函館バスで約1時間50分(姥神町フェリー前下車)
◆車
・函館から車で約1時間30分(国道227号線)
・道央自動車道 落部インターより約1時間(道道67号経由)
定休日
4月〜10月:無休、11月〜3月末:月曜日・祝日の翌日、年末年始休館
営業時間
9:00〜17:00
料金
◆入館料 大人500円、小中高生250円
駐車場
あり
電話番号
0139-52-5522


北海道のオススメVR