さっぽろ湖

札幌市南西の山中、標高 392mにあるさっぽろ湖。サケ遡上で有名な、石狩川水系豊平川の源流の1つ小樽内川を堰き止めてできた、1989年にできた人造湖です。道産子には巨大な重力式コンクリートダムの定山渓ダムとして有名です。
豊かな自然の残る支笏洞爺国立公園内にあり、人口200万の札幌の水源地でもあります。
4カ所の展望台があり、定山渓天狗岳など、北海道の中でも登山者以外を寄付けない山々を間近に見ることができます。また日中の定山渓ダム資料館営業中は、堤体内を見学することもできます。
ダム沿い道道1号線は定山渓レイクラインと呼ばれ、定山渓から小樽の朝里川に抜ける緩急に富んだ道路。小樽寄りには73.9mの重力式コンクリートダムと巨大ループ橋の朝里川ダムことオタルナイ湖が続いています。ダム絶景2つが楽しめる、ダムマニアの聖地ともいわれています。
非常に緑が深く、春の新緑風景や山菜狩り、夏の深い緑と澄んだ空気、秋の斜面の色とりどりの紅葉、冬の真っ白な雪景色と黒い道など、どんなショットも美しいドライブコース。
四季を通した魚釣りに、時にはエゾシカやキタキツネ、ヒグマとの遭遇情報も地元ニュースになるほどの大自然。
さっぽろ湖畔から札幌市内に向かう途中には、定山渓温泉、舞鶴の滝、小金湯温泉などの豊かな水風景や、日帰り入浴施設、無料足湯なども豊富。一日アウトドアを楽しんだ疲れも帰り道でしっかり癒せそうです。