硫黄山

絶えることなき噴煙と硫黄臭のアトサヌプリ



道東エリアの釧路市から北に約90?の弟子屈町。スマホが通じないこともあるほど深い自然と特徴ある山々、摩周湖屈斜路湖、温泉等見どころたくさん、道産子にとっても秘境中の秘境と呼ばれる街。
ここに絶えることない噴煙と、足元まで近づける噴出口で有名な、川湯温泉の源泉の硫黄山があります。本当の山名は、アイヌ語で裸山を表すアトサヌプリ(跡佐登)。
白樺や広葉樹の林の一本道を抜けた山裾には、明治時代まで使われていた硫黄の採掘鉱山があり、そこが現代の観光地。ビジターセンターや売店などが設置されています。
硫黄山の名前自体は、複数の溶岩ドームからなる山全体を表し、標高512mの活火山。1500カ所以上もある噴気孔から、水蒸気や火山ガスが噴出し、黄色と白の硫黄の川ができている場所もあります。
軽登山できる山としても人気で、エゾマツやトドマツ、ハイマツ、イソツツジ、コケモモなどの群落もあり、日本で一番標高が低い場所にある高山植物帯としても知られています。
山の至る所で見られる地熱スポットを活用した出来立て温泉卵も販売されており、温泉水で作られるタイプよりはるかに濃厚な味で人気です。
※もともと、街の名前と住所はえりも町えりも町ですが、岬の名前は襟裳岬、日高山脈襟裳国定公園です。

硫黄山
所在地
北海道川上郡弟子屈町川湯 
交通案内
川湯温泉駅よりバスで5分
駐車場
有料あり
電話番号
015-483-2670

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