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サロマ湖漁港
世界に知られる帆立と四季を通じ楽しめる港
北海道の東部にある日本最大の汽水湖である網走国定公園のサロマ湖。
名前の由来はアイヌ語で葦が生える川の「サルオマペッ」。オホーツク海側の北見市、佐呂間町、湧別町にまたがり、湖としても日本で3番目の大きさを誇ります。
長さ25?にも及ぶ大きな砂嘴でオホーツク海と隔てられていますが、暴風雪の日には湖の中にまで流氷や、北方の動物たちが訪れる自然豊かな土地。
縄文時代から現在の日本とも狩猟や交易がある土地で、世界に輸出される帆立や、牡蠣、ボタンエビなど豊富な海産物でも有名です。
広大なサロマ湖エリアの一番南側の栄浦漁港ゾーンには、海産物の市場や縄文遺跡が多数の森、そして国内では非常に変化に富むオホーツク海側の自然がそのまま残っているといわれるワッカ原生花園が広がっています。
幅200-700m、長さ20km、700haあまりにわたる国内でも最大級の海岸草原。日本でも道東エリアのごく一部にだけ散在自生しているサンゴ草の他、ハマナス、エゾエンゴサク、浜エンドウ、踊子草、エゾスカシユリ、ヒオウギアヤメ、ナワシロイチゴ、エゾオトギリをはじめ北海道でも貴重な300種類を超える在来の花々を、四季を通してみることができます。
ここから知床に続く海岸線150?の中には多数の原生花園がありますが、花姿の美しさには定評があります。
晴日が多いことから、四季を通じて朝日が昇る写真スポットとしても有名です。
サロマ湖漁港
- 所在地
- 北海道常呂郡佐呂間字富武士番外地
- 電話番号
- 01587-2-3324