葦毛崎展望台

太平洋岸一望、海外の古城のような展望台



葦毛崎展望台は、青森県八戸市の太平洋側、八戸市街地と景勝地として有名な種差海岸を隔てるように突き出た岬、葦毛崎にある展望台です。
八戸市街から葦毛崎展望台を目指すと、数々の名作映画のロケ地として有名な競走馬の太平牧場。そして八戸港への安全な寄港を導く守り神でもある、1938年に建造された白く美しい鮫角灯台を過ぎ、その先にある断崖絶壁の上に、葦毛崎展望台が見えてきます。
元々、太平洋戦争時に旧日本軍の軍事施設として使われてきた施設でもあり、岩場の上に作られた石造の施設の真ん中には当時をしのばせる凹凸、海軍電探基地の痕跡が見られます。
このエリアには、幕末、異国船の侵入を監視するための陣屋がおかれており、太平洋から吹き付ける季節を問わないヤマセの風向きとも相まって、宮崎アニメに出てくるような異国の古城に例えられています。
このすぐ南側には、少し低い位置から迫力ある岩場風景と中須賀海岸を臨む葦毛崎第二展望台、そして種差海岸駅周辺までの間には約12?の遊歩道があります。四季折々の美しい海岸原生花園やジオパークとしての種差海岸をじっくり楽しむことができます。
葦毛崎展望台の足元からつづく種差海岸一帯は、目の前の岩場の色合いとは対照的に白い鳴き砂が広がっており、樹齢百年を超える松林は日本の白砂青松100選他にも選定されています。

葦毛崎展望台
所在地
青森県八戸市鮫町字日蔭沢 
交通案内
◆車
八戸駅から35分、八戸市中心街から25分、八戸自動車道八戸ICから30分
◆電車
JR八戸線鮫駅から徒歩40分
◆バス
種差海岸遊覧バスうみねこ号「葦毛崎展望台前」下車
駐車場
あり

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