大又川

三重県熊野市の山間部を東から西へ流れる大又川は、川遊びやアユ釣りが楽しめる清流です。
矢ノ川峠を源頭にして、上流部の飛鳥町から下流部の五郷町を経て北山川、七色ダムへと注ぐ延長27キロの1級河川です。
豊かな木々が茂る山々から注ぎ込む水は1年を通して透き通り、水質の良さからアユ釣り愛好者の間でも良く知られた川です。
下流部では七色ダムから追い気の強い湖産型のアユが数多く遡上し、初心者から上級者まで解禁当初から釣りが楽しめます。また、上流部では、民家が少なく特に水質が奇麗なことから食べて美味しいアユが釣れます。
この美しい川を保つために漁協では、放流活動に合わせての入川道の整備や、ブラックバス、カワウの駆除活動等を行い資源保護や環境整備に力を入れています。必ずアユ釣りを行う際には遊漁料を治め自然豊かな奥熊野での鮎釣りを楽しんでください。
岩場が多く、天然のプールのように少し深くなったところや浅瀬が連なる大又川は、子どもだけでなく大人も夢中になれる今も昔も変わらない川遊びスポットです。