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徳島県西部

四国山地の雄大な大自然を楽しめるスポットをご紹介



徳島県といえば鳴門の渦潮に代表される「海」のイメージが強いのですが、徳島県西部には四国山地に連なる西日本有数の山岳地帯が広がっています。この地域は寒暖差が大きく雨も多く降りますし、冬には雪が降りやすく路面凍結などもある地域です。それだけに美しい景勝地も多く点在し、季節ごとに訪れる人々の目を楽しませています。ここではそんな雄大な徳島県西部について、代表的なスポットをご紹介します。

剣山
徳島県三好市・美馬市・那賀町にまたがる標高1,955mの山です。徳島県ではもっとも高い山であり、日本百名山にも数えられています。古くは修験道の山として知られ、ゆかりの寺社だけでなく修行を行う行場も多くあります。頂上付近には剣山御神水という湧水があり、名水百選にも選ばれています。登りやすい山として登山愛好者に人気ですが、リフトで山頂まで登ることもでき、雄大な四国山地を一望することができます。

祖谷渓谷
剣山を水源に持つ祖谷川沿いに広がる渓谷です。深い森に囲まれた険しい山麓にへばりつくように、平家の落人の伝承が残る集落が点在しています。V字に切り立った厳しい山谷の景観は素晴らしいです。ひの字渓谷やかずら橋・琵琶の滝などの多くの景勝地があり、自然の厳しさとともに四季折々の移り変わりを楽しむことができます。また大きな岩の上にユーモラスな小便小僧の像があり、人々を和ませています。

吉野川
吉野川は高知県を水源とし徳島県へと流れる四国有数の河川で、その中流域が徳島県西部にあたります。流域には風光明媚な渓谷が多く、特に有名なのが大歩危・小歩危と呼ばれる二つの渓谷です。切り立った岩と緑と川の流れが作り出す雄大な景色を楽しむことができます。また川の流れの速さを生かしたラフティングやカヤックが盛んでもあります。大歩危では遊覧船が運航しており、水上から渓谷の美しい自然を堪能できます。

まとめ
ここまで徳島県西部の大自然についてご説明してきました。海のイメージが強い徳島県ですが、四国有数の山岳地帯があることを知り、意外に思われた方も多いと思います。剣山への登山や渓谷の景勝地を楽しみながらのトレッキング、渓谷の美しい景色を楽しみながら川でのアクティビティを楽しんだりと様々に大自然に触れられるのがこの地域の魅力でもあります。ぜひ徳島県を訪れ、雄大な自然に触れてみてはいかがでしょうか。

徳島県西部

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