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熊野大花火大会

海上に花咲く三百余年の歴史ある花火大会



三重県は熊野市の七里御浜海岸で行われる熊野大花火大会は、三百余年の伝統を誇る歴史ある花火大会です。
お盆の初精霊供養の為に花火を打ち上げ、その花火の火の粉で灯籠焼を行ったのが始まりといわれています。
時代とともに花火の規模が拡大しても本来の目的である初精霊供養の要素は消える事が無く、現在の花火大会でも、初精霊供養の灯籠焼きや追善供養の打ち上げ花火などがプログラムに組み込まれています。
見どころは全速力で走る2隻の船から、点火した花火をつぎつぎと投げ入れ、海上で半円形の花を咲かせる海上自爆です。
観客の目目線で花火の火の粉が全速力で走る船を追いかけるように次々に開く様子はスリル満点です。
また400メートル沖合いに浮かべた鉄骨製のイカダに、重さ250キロの三尺玉を設置し、そのまま爆発させる三尺玉海上自爆。
直径600メートルにも広がる半円形の美しい花火が楽しめます。
さらに熊野大花火大会のフィナーレを飾る鬼ヶ城大仕掛けは、国の名勝天然記念物でもある鬼ヶ城という岩場や洞窟を利用して行う仕掛花火です。中でも鬼ヶ城の岩場に、8号から二尺玉までの花火玉を直に置きそのまま爆発させる大迫力の鬼ヶ城大自爆は、爆音や爆風に加えて、岩場での反射音や洞窟での響鳴音も加わり大迫力を演出しています。

熊野大花火大会
所在地
三重県熊野市 七里御浜海岸 
交通案内
◆電車
JR紀勢本線熊野市駅から徒歩5分
◆車
熊野尾鷲道路熊野大泊ICから国道42号を七里御浜方面へ車で2km
駐車場
臨時駐車場あり


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