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六華苑
文化財に指定された和洋の様式が調和した洋館と庭園
三重県は桑名市にある六華苑は、和洋の様式が調和した明治・大正期を代表する貴重な文化財です。
六華苑は、二代目諸戸清六の邸宅として大正2年(1913年)に完成しました。
揖斐・長良川を望む約18,000㎡の広大な敷地に、洋館と和館、蔵などの建造物群と池泉回遊式庭園で構成されたこの邸宅は、一部の改修と戦災を受けたものの、創建時の姿をほぼそのままにとどめています。
その中でも特に洋館は、鹿鳴館の設計で有名なイギリス人建築家ジョサイア・コンドル設計による4層の塔屋をもつ木造2階建て天然スレート葺きの設計で、住宅建築史上からも注目される存在です。
平成9年に貴重な文化財として洋館と和館が国の重要文化財に指定され、平成13年には庭園が国の名勝に指定されました。
現在は一般公開され、人々が語らい、憩い、交流する場として、また文化を創出する空間として多くの観光客でにぎわっています。
さらに苑内には、庭園を眺めながらゆったりとしたひと時が過ごせるカフェや桑名を代表するお土産を取り揃えたお土産コーナー、桑名の伝統工芸の千羽鶴の展示など楽しむことができます。
六華苑
- 所在地
- 三重県桑名市大字桑名663-5
- 交通案内
- ◆電車
桑名駅から約20分
◆車
東名阪道 長島ICより - 定休日
- 毎週月曜日、12月29日~1月3日まで
- 営業時間
- 午前9時~午後5時まで
- 料金
- ・一般(高校生以上):460円
・中学生:150円
- 駐車場
- あり
- 電話番号
- 0594-24-4466