波田須

中国文化を広めた徐福の里



波田須は三重県は熊野市の新鹿湾側に面した街で、二千年以上の昔に秦の始皇帝の命を受け中国から不老不死の秘薬を求め船出した徐福が上陸した里と伝えられています。
帰国を断念した徐福は永住を決意し、やがて窯を設け焼物を教えたと言われ、今も残る窯所や窯屋敷という地名はこのことを伝えています。この他、土木・農耕・捕鯨・医薬などの中国文化を広めたといわれる伝説の地です。
海と山の間に棚田や史跡が点在し、徐福が探し求めていた不老不死の仙薬とされるアシタバや天台鳥薬の木が茂っています。
また熊野古道としてJR新鹿駅からJR波田須駅まで約4キロの道が波田須の道となっています。
そこには伊勢路の石畳では最も古い鎌倉期の石畳や中国の文化を広めた徐福を祭る徐福の宮、弘法大師が残した足跡といわれ、くぼ地に霊水が枯れることなく溜まるその水は万病にご利益があるといわれている御足跡水など見ることができます。

波田須
所在地
三重県熊野市波田須町 
交通案内
JR熊野市駅から車約20分
駐車場
あり

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