楯ヶ崎

周囲を奇岩が囲む天然記念物



三重県熊野市と尾鷲市の境、熊野市の二木島湾の北側に位置する楯ヶ崎は、奇岩がそびえる岬です。
高さ約80メートル、周囲約550メートルの楯ヶ崎は、リアス式海岸特有の柱状節理が人の上陸を拒むかのように周囲を囲っています。
1937年(昭和12年)に三重県の名勝および天然記念物に指定され、熊野市大泊町にある松崎港からは遊覧船が出ています。
遊覧船では世界遺産であり、国の名勝・天然記念物に指定されている鬼ヶ城も見学することができます。
見どころは約1400万年前の火山活動によって溶岩が冷える過程で柱状に固まった柱状節理の特徴がよくわかる岩壁やポッカリと岩壁にあいた洞窟 ガマの口は、海の色が太陽の光で変化して鮮やかなエメラルドグリーンになる青の洞窟、海に向かって落ちる滝など見ることができます。
さらに陸路からも行くことができるが、険しい遊歩道となるので注意が必要です。

楯ヶ崎
所在地
三重県熊野市甫母町 
交通案内
◆電車
JR紀勢本線 二木島駅から徒歩で約60分
◆車
熊野市駅から車で約40分
電話番号
0597-89-2229

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