門司港レトロ

門司港は福岡県北九州市の瀬戸内海に面する門司区にあります。
かつては神戸、横浜と並び日本三大港として国際貿易の重要拠点として栄えていました。終戦後、その役目を縮小し少しずつ衰退をしていきましたが、その名残でレトロな雰囲気の建物が数多く残っていました。それを活用して1995年に門司港レトロとして生まれ変わりました。
当時の建物がレストランや、博物館になっていたり、日本遺産に登録されている高級料亭『三宣楼』の中を見学できたりと、門司の歴史を知ることが出来ます。また、すぐ近くの清滝地区はレトロな建物を利用して、地域の活性化に取り組んでいます。アットホームな雰囲気のcafe Umiさんや、北九州に所縁のある作家の作品を購入できるギャラリーmojilojiさんなど、人と人との繋がりを実感できるスポットで、きっとお話も弾むはず。
日が暮れてきたら是非訪れて頂きたいのが和布刈公園第二展望台。門司の町並みを見下ろしながら、夕焼けからキラキラと輝く夜景を楽しみつつ関門橋を一望できます。
今では年間200万人もの観光客が足を運ぶスポットとして知られる門司港。福岡に訪れた際には、ぜひ日本の歴史と人の温かさに触れながら散策して頂きたいです！