普天間山神宮寺

沖縄本島中南部の中央に位置する宜野湾市。そこに位置するのが普天間山神宮寺です。神宮寺は東寺真言宗の寺院として住民の祈願所として建立されました。しかし沖縄戦の戦火により御堂が焼失してしまい、戦後ハワイや南米の県人会を中心に届けられた復興資金で本堂と庫裡くりを再建。現在の本堂と庫裡は平成9年に老朽化により建て替えられたものとなります。

境内には立派なフクギが立っています。戦前は４本生えており、四脚門として参拝する方を迎えていたそうですが先の沖縄戦で３本だけが残ったそうです。縁起が良さそうな気がします。

そこまで規模が大きくは無いお寺ではありますが、フクギの話などを知ると
地域に根付いたパワースポットだということがわかります。

神宮寺に隣接するように普天間宮がありますが、明治期に分離するまでは一緒に祀られていたとのことです。こちらの神社には宜野湾市指定名勝の普天間洞穴があり、中へ入ることができます。

地元の方から親しまれている神宮寺、ぜひ隣の普天間宮と一緒に立ち寄りたいスポットです。