伊豆の国市・明治日本の産業革命遺産 韮山反射炉

世界文化遺産に登録された大砲を鋳造する炉



韮山反射炉は、炉体と煙突の部分を合わせた高さは約15.7m、日本で唯一実際に稼働した反射炉です。
1853年のペリー来航により日本は外国の脅威にさらされ、鉄の大砲などを加工するために建てられました。
反射炉とは、不純物を多く含む鉄を溶かして優良な鉄を生産するための炉です。溶解室の天井部分が浅いドーム形となっており、そこに炎や熱を反射させ、鉄に集中させることでその千数百度の高温を実現する構造となっています。そこから、反射炉という名が与えられました。
近年の発掘調査では砲弾の鋳型などが発見されており、1864年の役割を終えるまでに、鉄製18ポンドカノン砲や青銅製野戦砲などの西洋式大砲が鋳造されました。

伊豆の国市・明治日本の産業革命遺産 韮山反射炉
所在地
静岡県伊豆の国市中268 
交通案内
伊豆箱根鉄道駿豆線伊豆長岡駅から徒歩約25分
定休日
毎月第3水曜日(祝日の場合はその翌日)
営業時間
4月〜9月:9:00〜17:00/10月〜3月:9:00〜16:30
料金
一般個人500円一般団体/小中学生50円
駐車場
電話番号
055-949-3450


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