函館夜景

眼下に散らされた無数の宝石



函館山は、歴史上も古くから非常に重要な都市であった函館市の西橋にある陸繋島にある山。標高は334mあり、エリアのどこからでもテレビアンテナなどの送出設備が目印。ちょうど牛が寝そべっているようなスタイルのため臥牛山とも、また島自体も含めて函館島や函館山島とも呼ばれています。
函館市民でさえも1つの山だと勘違いしがちですが、実は主峰の御殿山をはじめとして、薬師山、つつじ山、八幡山など13の山々から出来ています。
戦時中は津軽要塞として一般人の立ち入りが禁じられていたため、現代まで自然環境が守られており、エゾヒキガエルやさまざまな動植物在来種が残っているエリアでもあります。
なんといっても見事なのが、神戸、長崎と並んで日本3大夜景と称される函館山から見下ろす夜景。また逆に、函館市街大森浜から見上げた函館山やイカ釣り漁船たちの灯りと市街地の光が織りなす夜景も、もう一つの見どころ。
すべてにソフトフォーカスがかかった霧風景、真夜中に海で揺らめく漁船の灯りが美しい初夏風景、冷たい澄んだ空気が家々の灯の光を増す冬風景などどんな季節に訪れてもロマンチック。
函館山から海に突き出た立待岬も昼はハマナス、夜は街の夜景と、見どころたくさんのエリアです。

函館山
所在地
北海道函館市元町19-7 
交通案内
函館駅より車またはタクシー函館山ロープウェイ山麓駅約10分
料金
ロープウェイ普通運賃(往復) 大人(中学生以上):1,500円 小人:700円
駐車場
山頂駐車場あり
電話番号
0138-23-3105


北海道のオススメVR