玉川温泉

玉川温泉で日本一の強酸性泉に入浴する



玉川温泉は秋田県仙北市にある温泉で、特筆すべきはその泉質です。日本国内でもトップレベルのpH1.2という強酸性泉が単一の噴出口から毎分9,000リットルも吹き出てくる。これはひとつの噴出口からの量としては日本一の量なんだとか。
この温泉は江戸時代に地元のマタギ(猟師)によって発見されたのが始まりとされています。最初はその強すぎる強酸性から玉川毒水とも呼ばれており、地元の住民からも恐れられる決して近づいてはならない土地でした。
しかし、度重なる水質の除毒などが進められていくと明治時代には万病に効く湯治場としての発展を見せ、今もなお全国各地から病を治しに多くの湯治客が訪れるようになりました。
強酸性泉のお湯に入るにはいくつかの注意事項があり、それを守って入らないと、大変なことになります。例えばそれはお湯に浸かっている間に体を強くこすらないだとか、入浴後にはしっかりとかけ湯をし、体についた温泉成分を洗い流してやらなくてはならないなどがあります。それらの決まりを守って入浴することで、普通の温泉では得ることのできない強酸性泉ならではの効果が得られるのです。

玉川温泉
所在地
秋田県仙北市田沢湖玉川字渋黒沢 
交通案内
◆電車
田沢湖駅、鹿角花輪駅よりバス玉川温泉
◆車
国道341号線より
電話番号
0187-58-3000


秋田のオススメVR