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はんだ山車まつり
半田市内各地の春祭りの山車が、秋に大集結
はんだ山車まつりは、5年に一度の10月に行われるお祭りで、半田市内各地の春祭りで各町内や山車組などが出す山車を、神事とは全く関係なく一か所に集めて披露するというお祭りです。1979年に半田青年会議所の15周年事業として行われた後、1987年以降5年毎に開催されています。
半田では、10地区合計31輌の山車が、各地区の氏神を中心に曳かれており、春祭り以外の時は各地区で保管されています。春祭りと山車については1755年の乙川祭礼山車絵図に最初の記録があり、当時も今も乙川地区は4輛の山車を持っています。
地域の山車は、幕末頃から木材の木地を生かした壮麗な彫刻が施されたものとなっており、古くなると修理や改造、新造を行ったり、古いものは他へ譲渡などが行われます。比較的日本の宗教各宗派における本山神事から各地の寺社に続く流れを踏襲したかのようなシステム。ですが山車を用意して半田の祭りを運営しているのは、各地に見られる有力者ではなく、庶民です。
春祭りの山車の曳き廻しでは、山車囃だけで150曲、神楽囃で200曲と非常に多く、場面や調子も各地区や山車ごとに異なっています。
日本でからくり人形といえば岐阜や京都等が有名ですが、実は、全国の山車からくりの内半数以上は尾張名古屋エリアにあります。
これらが一堂に会するということもあり、外国人含め、多数の観光客でにぎわうイベントです。
はんだ山車まつり
- 所在地
- 愛知県半田市
- 交通案内
- JR武豊線 半田駅下車
- 駐車場
- あり
- 電話番号
- 0569-84-0689