川治ダム

国内第4位の高さを誇るアーチ式コンクリートダム



栃木県は日光市川治温泉川治地先にある川治ダムは、利根川水系鬼怒川の本川上流部に利根川総合開発の一環として建設されたダムです。
洪水による下流河川のはんらんを防ぐための洪水調節、農業用水や都市用水の供給を目的に、昭和45年に工事が始まり、昭和58年に完成しました。
型式はアーチ式コンクリートダムであり、高さは140メートルのアーチ式コンクリートダムとしては黒部ダム、温井ダム、奈川渡ダムに次いで国内第4位の高さを誇ります。
アーチ式コンクリートダムの特徴として、上から見た形がアーチのようなのでこの名前で呼ばれ、水圧の大部分をダムの両側の岩盤で支え、コンクリートを薄くすることが可能です。
八汐湖と呼ばれるダム湖は、栃木県の県花でこの辺りで咲き乱れる八汐ツツジに由来する。
また川治ダムの周りには川治温泉郷や鬼怒川温泉、竜王峡が程近く鉄道など交通手段も充実していることから、五十里ダムとセットで観光でき、さらにダムの働き等を学ぶことができる資料館や売店、レストランもあることから、多くの観光客が訪れる観光スポットとなっています。

川治ダム
所在地
栃木県日光市川治温泉川治319−6 
交通案内
野岩鉄道会津鬼怒川線 川治湯元駅からバスで7分
東武鉄道鬼怒川線 鬼怒川温泉駅からバスで30分
駐車場
無料あり
電話番号
028-661-1341


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