法華塔山

富田川河口の知る人ぞ知る景勝地



西牟婁郡富田白浜町には、富田川と高瀬川が交わり、富田浜の砂嘴を超えて紀伊水道に流れこむ地点、富田川河口があります。
この河口付近、小さな祠が奉られた標高50mほどの里山、法華塔山は、知る人ぞ知る景勝地。
この祠は、江戸時代初期に作られた石造建造物で、白浜町指定文化財の宝篋印塔。祠を山と呼ぶ風習にならい、地元ではこの山自体と祠をともに、ほけっとさんとも呼んでいます。
眼下には、河口の他、五色浜、中代浜などが見えますが、古く帆船が行きかう時代には、富田や中、袋漁港といった周辺は、風待ち港としても非常に重要な位置づけでした。
これを見守る見晴らしの良い、周囲の木々にも適度に人の手が入る山に、法華塔山が置かれています。
現代でも行きかう船の数が非常に多い紀伊水道。太平洋と行き来する船の姿や夕日も美しく、写真撮影にも人気のスポットです。
絶滅が心配されるアサマリンドウなどをはじめ、エリアでも非常に貴重な植物がみられます。
また紀伊水道を背にして、いまや全国でも貴重なのどかな風景が楽しめる路線として有名な紀勢線が富田平野の鉄橋を走る姿や、遠く山々などの風景も楽しめます。

法華塔山
所在地
和歌山県西牟婁郡白浜町富田 

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