橋杭岩

海の上に岩柱がそそり立つ奇岩群



橋杭岩は、和歌山県東牟婁郡串本町にある奇岩群で、串本から大島に向かい、大小40余りの岩柱が海中に約850mの列を成してそそり立っています。その立ち並ぶ姿が橋の杭に似ていることからこの名が付きました。
海の浸食により岩の硬い部分だけが残り、あたかも橋の杭だけが立っているように見えるこの奇岩には、その昔、弘法大師と天邪鬼が一晩で橋を架ける賭をして、一夜にして立てたという伝説も伝わっています。
また干潮時には岩の列中ほどに附属する弁天島まで歩いて渡ることができ、弁天島の西側には朱色の鳥居があり、それをくぐると小道があって少し登ると岸壁を背にした祠では、参拝することができます。
吉野熊野国立公園に属しており、国の名勝や天然記念物に指定され、橋杭岩と朝日のコントラストが美しく日本の朝日百選の認定も受けています。
また、道の駅 くしもと橋杭岩が併設されており、お食事やお土産、トイレなどをご利用いただけます。

橋杭岩
所在地
和歌山県東牟婁郡串本町橋杭 
交通案内
串本駅からバスで5分
電話番号
0735-62-5755

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