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至仏山
雪原の尾瀬とバックカントリーのメッカへ!
「夏がくれば 思い出す はるかな尾瀬 遠い空」の歌で親しまれる高層湿原・尾瀬。
今回はGWの初日、まだまだ雪積もる尾瀬の湿原と、
GWでもバックカントリーが楽しめる至仏山を登ってきた動画となります。
(といっても、滑ってはいません 笑)
今回は尾瀬に群馬側からのアクセスで、戸倉の尾瀬第一駐車場からバスで鳩待峠へ。
鳩待峠から尾瀬へと下る道はまだまだ雪が積もっており、アイゼンがないとかなり滑りやすい道となっていました。
尾瀬ヶ原まで下ってくると、待っていたのは一面の雪原となった湿原です。
奥に聳える燧ヶ岳をみながら雪原を進むのは、この世ではないような感覚を覚えました。
そして方向を変え、今回の目的地である至仏山へ。
至仏山は夏季の登山シーズンは尾瀬ヶ原側からの一方通行になっています。
GWはまだ夏季ではないため一方通行ではありませんでしたが、こちらの方が斜面が急で下りだと危険なことから
尾瀬ヶ原側から登ることにしました。
尾瀬ヶ原を後にして、登り始めから急登を進んでいきます。
森を抜けると広大な雪の斜面が顔を出しました。
振り返ると尾瀬の雪原と燧ヶ岳の幻想的な景色が広がっていて、心が躍りました。
登っていく最中にもどんどんと斜度はきつくなっていき、次第にまっすぐ登ることができなくなったため、
斜面をジグザグに登っていきます。
途中からはトレースも消えて、初めてのラッセルを経験しました。
なおこの斜面はバックカントリースポットとしても有名で、
登っている間にも何人ものスキーヤーやヒップそりで滑っていく人とすれ違いました。
気持ちよさそう~!笑
山頂付近に近づくと木道が出てきますが、雪に埋もれていたために
一度踏み抜いてしまって足を若干ケガしてしまいました。
雪の時期には足元に気をつけて登りましょう。
最後に岩場を抜けて山頂に到達です!
残念ながら曇っていしまいましたが、それでも360°の絶景ビューを堪能することができました!
下りは直接鳩待峠に向かうコースへ。
こちらは尾瀬ヶ原側よりも緩やかではありましたが、何度か雪の斜面をトラバースする箇所があり、なかなかのスリルを味わえました。
尾瀬は夏も秋もとてもきれいな場所ですが、残雪の時期も負けないほどの絶景が見られる場所です。
至仏山はなかなか斜度があってハードですが、美しい尾瀬の全景を見ることができるので、
ぜひ尾瀬に行く際には足を伸ばしてみてください!