磐梯山

会津の美しくも壮大な景色の山へ



会津富士の愛称で親しまれ、猪苗代湖と共に会津のシンボルとなっている磐梯山。
今回は裏磐梯側から山体崩壊跡を越えて頂上を目指す動画となります。

磐梯山は日本百名山の1つで、猪苗代湖の北側に聳える標高1,816mの山です。
南側から見ると美しい山容をしていますが、
裏側にまわると江戸時代に山体崩壊を起こした大迫力の景観を形作っています。

そんな磐梯山へ、今回は裏磐梯スキー場からアクセスします。
最初に裏磐梯スキー場の急登を登っていきますが、途中で登山道は分岐しているため、
しっかりと地図を確認しながら進みましょう。

スキー場を分岐してからは穏やかな登りを進んでいきます。
噴気孔分岐手前では山体崩壊の痕跡である大迫力の崖を見渡すことができます。
噴気孔分岐からは崖を進むことになるため、かなりの急登が始まります。

森林限界を超えると、大迫力の崖や、後ろに檜原湖が見えてきます。
山体崩壊の上部であるガレ場からは崖沿いのルートとなり、最高の景色を楽しみながら進むことができます。

崖沿いの道が終わると再び登りが始まり、しばらく進むと弘法清水小屋が見えてきます。
ここから山頂までの路は幅が狭く、他の登山道とも合流して人も多いため、
譲り合いながら進みましょう。

そして山頂に到達です!
残念ながら猪苗代湖方面は雲で遮られてしまいましたが、
それ以外の方向は最高の景色が広がっていました!

下りは登りとは違うマイナールートを通りましたが、
ほとんど人と出会わず、登る数日前には熊の目撃情報もあったため、
熊鈴を盛大に鳴らしながらの下山となりました。

その途中には銅沼とよばれる景勝地があります。
湖底の泥が水酸化鉄を含むため赤く見える沼と
山体崩壊の跡が同時に見られる絶景スポットでした。

磐梯山は自然の大きな力を感じられるオススメのスポットです。
裏磐梯からは登るのは大変ですが、最高の景色が待っていますので、
気になった方はぜひ行ってみてください!

磐梯山

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