鳴門市

鳴門市は徳島市の北側に位置する、自然と信仰にあふれた街です。特に鳴門のうす潮とお遍路旅が知られています。ここでは鳴門市で楽しめる絶景スポットと寄り道できるお遍路旅についてご紹介します。

鳴門の渦潮
鳴門といえば思い浮かぶのが、鳴門のうず潮です。鳴門市大毛島と淡路島の間にある鳴門海峡には複雑に潮が入り組んでおり、渦をまいた渦潮が発生します。様々な大きさの渦潮は壮大です。この海峡にかかる大鳴門橋には潮の道と呼ばれる遊歩道が作られており、海の上から渦潮を見ることができます。海上にかかる橋から渦潮を眺め、自然の素晴らしさを体感してみてください。

大塚国際美術館
1998年に大塚製薬グループにより設立された美術館で、陶板で原寸大にて再現された世界の名画を見られるのが特徴です。ダ・ヴィンチやゴッホなど精巧に再現された名画の数々は圧巻で、一部は撮影可能となっています。特に有名なのはイタリアのシスティーナ礼拝堂を再現したシスティーナ・ホールで、2018年の紅白歌合戦の際にはロケ地として選ばれ、その荘厳で美しい映像は大変に話題になりました。

四国八十八か所霊場について
四国は弘法大師の出身地であり、弘法大師ゆかりの地が多いことでも知られています。特に有名なのが四国八十八か所霊場です。札所を巡る人々をお遍路さんと呼び、お遍路さんが二所を巡る旅をお遍路旅といいます。現在でもお遍路旅をされる方は多く、観光ルートとしても人気があります。鳴門市は古くからお遍路旅の玄関口でもありました。ぜひ観光の際にお遍路旅を体験してみてはいかがでしょうか。

鳴門観光したら、ぜひお遍路旅も
鳴門市には、四国八十八か所霊場の札所が2か所あります。それが第一番札所の霊山寺と第二番札所の極楽寺です。いずれも奈良時代の創建と伝えられる歴史あるお寺です。鳴門市は四国遍路の玄関口でもありますので、ぜひこの二つのお寺は訪れておきたいものです。江戸時代からは庶民にも浸透した札所巡りを、ぜひ体験していただきたいと思います。お参りの際には、ぜひ御朱印をいただいてください。素敵な記念になりますよ。

まとめ
鳴門市は渦潮に代表される、海沿いの街です。また古くからお遍路旅の玄関口として多くのお遍路さんを受け入れてきました。自然と歴史を同時に楽しめるのが鳴門市の魅力です。ぜひ気軽にお出かけください。