正倉院

【奈良の世界遺産】重要物品が納められた校倉造の高床式倉庫



正倉院(しょうそういん)は、東大寺大仏殿の北部に位置する、校倉造(あぜくらづくり)の大規模な高床式倉庫です。1997(平成9)年に国宝に指定、1998(平成10)年にユネスコの世界遺産に登録されました。
奈良・平安時代、重要物品を納める正倉は中央・地方の官庁や大寺にありましたが、年月の経過とともになくなり、当時のまま残るのは東大寺正倉院内の正倉一棟のみとなっています。
聖武天皇の七七忌の忌日、光明皇后がご冥福を祈って奉献した六百数十点の御遺愛品と薬物六十種をはじめとし、多数の美術工芸品を収蔵していた建物です。
東大寺によって千年以上にわたって管理されていましたが、1875(明治8)年に内務省の管轄となり、現在は宮内庁が所管となっています。

正倉院
所在地
奈良県奈良市雑司町 
交通案内
近鉄奈良駅から約1,800m(徒歩約25分)
奈良交通バス「今小路」から約600m(徒歩約8分)
同「大仏殿春日大社前」から約1,100m(徒歩約15分)
定休日
土曜日・日曜日・国民の祝日・休日12月28日から翌年1月4日まで行事の実施,その他やむを得ない理由のため支障のある日
営業時間
10:00-15:00
料金
外構公開は無料
駐車場
なし


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